ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊
概要
『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』は、
2005年11月17日にチュンソフト(現在の
スパイク・チュンソフト)によってリリースされたRPGゲームです。本作は
ニンテンドーDS版と
ゲームボーイアドバンス版の2バージョンから構成されています。ポケモンの世界をテーマにしたこの作品は、探索型のゲームシステムと感動的なストーリーが特徴です।
2020年には
Nintendo Switch向けのリメイク『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』も登場しました。
ストーリー
プレイヤーは、ある日目覚めると自分がポケモンの姿になっていることに気付く。そのポケモンの世界で唯一の人間として、仲間のポケモンと共に救助隊を結成。依頼をクリアしつつ、自分がポケモンになった理由や、起こった自然災害の真相を探ることになります。ストーリーは友情や信頼をテーマにしていますが、時にはシリアスな展開にも発展します。
ゲームシステム
2つのバージョン、青と赤は基本的に同じゲームシステムを採用しているものの、
ニンテンドーDS版の青はタッチスクリーンやすれちがい通信に対応が特徴です。全ての行動はターン制となっており、プレイヤーはじっくりと考えながら進められるため、戦略的な遊び方が楽しめます。
仲間システム
本作では「フレンドボール」などのアイテムは登場せず、倒した敵ポケモンが条件を満たした場合に仲間になる仕組みです。仲間にできるポケモンの数は386種で、多くのポケモンが登場します。仲間にするためには、特定の「ともだちエリア」を確保しておく必要があります。
わざとアイテム
ポケモンは「わざ」を使って敵と戦ったり、状況を有利に進めたりします。アイテムとしては、食料や道具が登場し、ダンジョン内に店も存在します。このダンジョンでは系列特有の泥棒システムも魅力の一つです。
加盟要素
『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』では、
インターネットを用いた救助機能や、新しい進化したポケモンが登場します。また、無料体験版がリリースされ、製品版にデータを引き継ぐことも可能です。
関連メディア
本作を原作にした
漫画「ポケモン不思議のダンジョン ギンジの救助隊」が連載され、後に短編アニメ「ポケモン不思議のダンジョン 出動ポケモン救助隊ガンバルズ!」も放送されました。これにより、ポケモンのファン層はより広がりを見せています。
総評
『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』は、ポケモンの世界で新たに冒険を体験できる特徴的なRPGであり、後続のシリーズにも多大な影響を与えました。ストーリーの深さや仲間との絆の育成、ゲームプレイの奥深さが、多くのファンに愛され続けています。